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木曽町福島 関所祭

この街は、かつては中山道の関所の宿場町として栄えていました。当時の御代官である山村氏は、木曽の文化に貢献した人物。この山村氏が参勤交代のおりに街道を行く、その行列を再現したのが、「木曽福島関所祭」の始まりです。木曽福島駅前には人だかり、案内を配る瓦版屋に扮した地元の青年。10時30分、彩づき始めた山々を背景に、駅前から空砲の合図と共に行列が開始されました。
老弱男女カメラ片手の旅行団体と共に、行列について歩行者天国の町並みを行くと、露天では大きな松茸や木曽野菜が売られ、仮説の休みどころでは、この地のもてなし料理「おおびら」が振る舞われていました。しいたけ出汁の良い匂い・・・日中なのに思わずお酒が恋しくなり、こも樽の振舞酒に走り寄ってしまいました。
我らが七笑蔵は毎年、蔵のある本町に「こも樽」を積み上げた関所門を造ります。
雨上がりの早朝、従業員総出で取り組んだ樽の門が、眩しい光の中に無事に雄々しく組み上がりました。



11時少し過ぎ、行列はこの七笑関所門を通過してゆきました。
門の横では、樽酒が振る舞われ、七笑の酒粕で付けたキュウリの浅漬けも大盤振る舞い。その美味しさに、ここでも行列が出来るほど。
蔵元直売店でも、自家製の「とんがら味噌」や「ふき味噌」などが売られ、傍らでは川合常務自ら仕込んだと言う本町商店街名物?「松茸蕎麦」が、人気を博していました。

五平餅を食べながら木曽馬について歩く子供達。振舞酒に腰を据えるシニア組。小町姿の町の人々。水無神社のみこしまくり風景再現。木曽踊りや木曽太鼓などの催しや、人力車のパフォーマンス、木曽五木当てクイズなどもあり、ほろ酔い気分で、一日ゆっくりと楽しむことが出来ました。
行列は町を練り歩き坂を上り、町はずれの関所跡に向かい祭は終盤を迎えます。

木曽福島町の皆様が一丸となって催した祭は、長閑な秋の陽射しのようにほのぼのと、訪れた人々の心に残ることでしょう。
空が耐えていたのか、祭終了と同時に急な雨に見舞われましたが、雨宿りと駆け込んだ東屋は、近年出来たばかりの足湯場。ならばと靴を脱ぎすて、歩き疲れた足を湯に浸せば、なんと夢心地。ゆっくりと木曽川の渓流を眺めながら、いにしえの旅人に思いをはせました。

204.10.10